
MoBAプロジェクトは、藻場(海藻群落)を守り、育むことで、
ゆたかな海づくりに貢献するための活動を推進する、北海道発のプロジェクトです。
2007年より株式会GEL-Designと北海道大学北方圏フィールド科学センターとの共同研究で得られた、磯焼け対策のための研究成果(コンブ目藻類の育成技術)に基づき、NPO法人北海道こんぶ研究会の協力を得て、以下の活動を推進しています。
藻場(もば)とは、多様な藻類によって形成される海藻群落(いわゆる“海の森”)のことです。
藻場は、魚たちをはじめとする生物にとって隠れ場所や餌場、産卵場所になるなど「海の生命の拠り所」となるほか、海藻が陸上の樹木と同じように光合成を行い海中へ酸素を提供するなど、まさに海の森として大切な役割を果たしています。
そんな大切な藻場が近年、海中から姿を消し始めています。
「磯焼け」と呼ばれるこの現象は「海の砂漠化」とも言われます。その原因については、温暖化による海水温の上昇や、海洋開発による生態系バランスの変化など、地域により異なっており、地域毎に適切な対策が必要となります。

プロジェクトの活動報告や進捗は、MoBA BLOGからもご覧いただけます。
MoBAプロジェクトでは、北海道大学、NPO法人北海道こんぶ研究会、株式会社GELDesignによる共同研究成果の実用化開発により、コンブの品種改良、種苗管理・生産技術、陸上養殖技術、磯焼け対策・藻場育成技術開発を行っています。
北海道南西海沿岸の海における「磯焼け」の主な原因は、地球温暖化にともなう海水温の上昇や、ウニやアワビといった植食生物からの食圧等であることが分かってきています。
わたしたちは、こうした「磯焼け」対策として、たとえば海水温の上昇にも耐えるコンブの品種を作出し、その株を保管し、保管されたコンプの株を最適な形で自然に戻すことが、有効と考えています。
株式会社GEL-Designでは、機能性ジェル(ゼリー状の物質の総称)を藻場造成やコンブ養殖用の基材に利用できるのではないかというアイデアに基づき、2007年より北海道大学との共同研究を開始し、天然由来の(環境負荷の小さい)ジェルを接着剤や塗料のように使いコンブを増やす技術を開発しました。
(詳細はこちらのPDFをご覧ください。)
保管されているコンブ株
磯焼け対策技術の研究開発
現在、数年後の実用化を目指して下記の研究開発を進めています。
将来的には、安価で環境負荷の小さい総括的藻場造成システムを構築し、海洋環境の改善と水産業、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。
MOBA プロジェクトでは、研究成果(コンブ目藻類の育成技術)の実用化を通じて、藻場育成事業、認定商品事業、種苗提要事業へつなげることを目指しています。
こうした事業により、「ゆたかな海の森づくり」に貢献し、消費者の皆様には「海からのめぐみ」美味しくて安全・安心な魚介類や製品をお届けし、「地域に根付いた水産振興」を進めて行きたいと考えています。
現在、このような趣旨の活動に協力していただける協賛企業を募集中です。
MoBAプロジェクト発の商品や、本プロジェクトの活動にご協力いただける企業の商品を、本プロジェクトが運営するオンラインショップ MoBA STORE などを通して販売し、売上の一部をプロジェクトの活動資金として活用します。
MoBA認定製品例(おさしみコンブ)
MoBAプロジェクトは、ゆたかな海づくりのための活動です。
生命のゆりかごとなる、ゆたかな海の森(藻場)づくりを通じて、消費者の方には安心安全で美味しい魚介類を提供すること。
そして、水産振興、関連産業振興、地域活性化につながる活動を展開し、将来的には持続可能な環境保全産業を創出することを目指しています。

MoBAプロジェクトでは、プロジェクトに賛同いただけるパートナーを募集しています。
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