昨日、実験場所の選定のために、北海道大学臨海実験場のある小樽市忍路湾に潜ってきました。
お恥かしながら、まずは、私たちのドライスーツ着用姿をご披露(笑)。水温12℃、だいぶ冷たくなった水中の様子をご紹介いたします。
まずは、水深約50cmほどの浅瀬。
今年は夏が暑かったためか、水温も高くなり、例年に比べてもコンブの枯れるのが早かったようです。浅瀬にわずかに残っていた昆布も先枯れしており、根元が少し残っているのみでした。
今年、この湾で、当社の研究開発のための実験を行う予定となっております。
浅瀬から少し水深の深いところに実験サンプルを設置するため、今回は、その設置場所の選定のための調査を行いました。
場所を特定するために、錘にロープで浮きをつけたものを実験予定場所に設置してきます。
水面に浮かんだ浮きが目印になるのですが、それは、この忍路湾を漁場にしている漁業者さんたちに場所をお知らせし、この場所で実験してよいかどうか許可を頂くために必要なのです。私たちは必要な手続きを経て、調査としての許可を頂いて潜水しておりますが、そうしたことなしにこの近辺でSCUBAでダイビングすることはできないことになっています。漁業さん達の漁場となっており、漁船も行き来する場所であるため、地元の漁業者の方々にも実験の目的や活動計画を十分ご理解いただいたうえで、必要なご協力を頂きながら、調査や実験を進めることになります。
上の写真が錘を設置しているところです。
忍路湾の中のは、深いところでも水深が6m程で、砂地のところと岩がごろごろしている場所があります。
このくらいの水深ならばコンブが生えてもいいのですが、ご覧の通り海底はとてもさみしい感じです。
岩場はこんな感じ、黒く見えるのはキタムラサキウニです。
先日ご紹介した美国の海底のように、見事な磯焼けです。
アブラコも泳いでいました。
水中で出会うアブラコはとても好奇心旺盛で、私が構えているカメラをのぞきに来たり・・・
ただ、写真の腕がヘボなので、こんなピンボケでぶれた写真しか撮れませんでしたが。
(水中でお泳ぎながら写真を撮るのは難しいのです)
岩の表面には、こんなヒトデも見かけます。
多少なりとも海藻が生えている場所では、アメフラシが卵を抱いていたり、ウニが集まっていたり、ナマコやアワビもいて、良く見ると多様な生命がはぐくまれているのに驚きます。
ちなみに、水面からの眺めはこんな感じです。
これから、水温がどんどん下がり、それにつれてコンブの次世代の芽生えがはじまります。
それに向けて、私たちは、研究室での実験に加えて、この海での実験も進めていく予定です。
次回の海中での活動の様子は、12月中旬ごろにご報告させていただきます。














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